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Opera、ブックマーク機能を復活させた「Opera 19」の正式版を公開

アドレスバーの下部へ表示されるブックマークバーはフォルダの利用も可能

「Opera」v19.0.1326.47

 ノルウェーのOpera Software ASAは28日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の最新正式版v19.0.1326.47を公開した。最新版の主な変更点は、「Opera 15」で廃止されてしまったブックマーク機能をブックマークバーとして復活させたこと。

 ブックマークバーは、設定画面の“ブラウザ”ページにある“ブックマークバーを表示する”チェックボックスをONにすると、アドレスバーの下部へ表示される。ブックマークバー左端の[+]ボタンを押すことで表示中のWebページをブックマークできるほか、右クリックメニューからフォルダを作成し、フォルダをクリックすると表示される[ページを追加]項目からフォルダ内にブックマークを作成可能。ブックマークはドラッグで自由に移動できる。

表示中のWebページをブックマーク
フォルダをクリックすると表示される[ページを追加]項目からフォルダ内にブックマークを作成可能

 また、v18で追加されたテーマ機能が強化され、好きな画像を使ってオリジナルのテーマを作成できるようになった。テーマの作成は、“テーマ”画面の“テーマを作成する”ページから利用でき、任意の画像を指定するほか画像の位置や、スピードダイヤルなどで使われる文字の色を選択することが可能。さらに、Webページ上の画像の右クリックメニューにある[画像をテーマとして利用]項目から、その画像をテーマにすることもできる。

好きな画像を使ってオリジナルのテーマを作成
画像の右クリックメニューにある[画像をテーマとして利用]項目
設定画面の“詳細設定を表示する”チェックボックス

 加えて、設定画面に“詳細設定を表示する”チェックボックスが追加された。“詳細設定を表示する”チェックボックスをONにすると、デフォルトでは非表示になっているいくつかの高度な設定を表示可能。高度な設定には、ハードウェアアクセラレーションのON/OFFや、スタートページに表示するサムネイルの列数の上限を指定するオプションなどが含まれる。

 そのほか、Blinkエンジンが「Chromium」の最新版v32相当に更新された。

 本ソフトは、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Opera」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
19.0.1326.47(14/01/28)

(長谷川 正太郎)