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老舗テキストエディター「サクラエディタ」v2.1.1.0が公開、UIの各国語対応を果たす

タブの[閉じる]ボタンの自動表示、偶数行の背景色の指定などをサポート

「サクラエディタ」v2.1.1.0

 オープンソースの老舗テキストエディター「サクラエディタ」(Unicode版)の最新版v2.1.1.0が、25日に公開された。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/8に対応しており、現在、必要なファイルをZIP形式で圧縮した“単体配布版”が“SourceForge.net”から無償でダウンロード可能。インストーラー付きの“パッケージ版”もほどなく公開される見通し。

 「サクラエディタ」v2.1.1.0では、国際化のための機能“言語DLL”がサポートされた。たとえば、英語の言語DLLを用意すればユーザーインターフェイスを英語化することが可能。「サクラエディタ」の海外普及が期待される。

 また、タブの[閉じる]ボタンを自動表示する機能が追加され、タブの右端へマウスカーソルを移動させたときだけ[閉じる]ボタンを表示できるようになった。このオプションは、[共通設定]ダイアログの[タブバー]タブで有効化することが可能。

 さらに、偶数行の背景色が設定できるようになったのも本バージョンにおける改善点。奇数行と偶数行で背景色を色分けすれば、エディター画面が見やすくなるだろう。ドキュメントの種類に応じて適用される[タイプ別設定]の数の上限も、30から60へと緩和されている。

タブの[閉じる]ボタンを自動表示する機能
偶数行の背景色が設定できるように

 そのほかにも、不具合の修正や動作速度の改善などが施されているとのこと。

ソフトウェア情報

「サクラエディタ」Unicode版
【著作権者】
Norio Nakatani & Collaborators、たけ(竹パンダ) 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.1.1.0(14/01/25)

(柳 英俊)