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DivX, LLC、4K動画の作成・再生に対応した「DivX」v10.1を公開

最大解像度が4,096×2,180ピクセルの動画へエンコードが可能に

「DivX Converter」v10.1
「DivX Player」v10.1

 米DivX, LLCは12月30日(現地時間)、動画コーデックやプレイヤーといった動画関連のソフトウェア集「DivX」の最新版v10.1を公開した。最新版の主な変更点は、4K解像度のH.265/HEVC動画のエンコードや再生に対応したこと。

 具体的には、動画のエンコードソフト「DivX Converter」の出力プロファイルに最大解像度が4,096×2,180ピクセルの“HEVC UHD 4K”が追加された。また、動画プレイヤー「DivX Player」とWebブラウザーでの動画再生プラグイン「DivX Web Player」では、最大4K解像度のH.265/HEVC動画の再生に対応している。

 さらに、「DivX Converter」では、動画編集用のスクリプト言語“AviSynth”による制御が可能になったほか、HEVC変換のオプションに“Wavefront Parallel Processing (WPP)”が追加された。また、「DivX Player」には、字幕の表示・非表示を切り替えるボタンと、音声トラックを切り替えるボタンがメイン画面に追加されている。そのほか、Windows 8.1にも対応した。

 本ソフトは、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「DivX」
【著作権者】
DivX, LLC
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.1(13/12/30)

(長谷川 正太郎)