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「Calc」に統計などによる分析を行う機能が追加された「LibreOffice」v4.2のβ版

ランダムな数字を生成する“Random Number”機能も追加

「LibreOffice」v4.2.0 Beta1

 The Document Foundationは26日、「OpenOffice.org」から派生したオープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」の最新ベータ版となるv4.2.0 Beta1を公開した。最新ベータ版の注目の変更点は、「Microsoft Excel」の統計や技術計算にもとづく分析を行う“分析ツール”にあたる“Statistics”機能が、表計算ソフト「Calc」に追加されたこと。

 また、「Calc」にはランダムな数字を生成する“Random Number”機能も追加されている。さらに、ワープロソフト「Writer」には文字列を線で囲む機能などが追加されたほか、プレゼンテーションソフト「Impress」にはv4.1のベータ版で実験的な機能として追加されたサイドバーがデフォルトで表示されるようになった。そのほか、さまざまな機能追加・仕様変更・不具合修正が施されている。

“Statistics”機能
“Random Number”機能
文字列を線で囲む機能
「Impress」でサイドバーがデフォルトで表示されるように

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8などに対応するフリーソフトで、現在The Document FoundationのWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」
【著作権者】
LibreOffice contributors and/or their affiliates
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.2.0 Beta1(13/11/26)

(長谷川 正太郎)