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オープンソースのコードエディター「Brackets Sprint 34」が公開

イメージプレビューにガイド機能が追加。インプレースアップグレードを採用

「Brackets」Sprint 34

 米Adobe Systems Incorporatedは20日(現地時間)、オープンソースのコードエディター「Brackets」の最新版Sprint 34を公開した。Windows XP/Vista/7/8およびMac OSX(10.6/10.7/10.8)に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 これまでのバージョンの「Brackets」は、“Sprint”ナンバーの入った異なるフォルダーにインストールされていたが、本バージョンからは同一のフォルダ(64bit版Windows環境の場合“C:\Program Files (x86)\Brackets”)へ上書きするインプレースアップグレードが採用される。「Brackets Sprint 33」以前のバージョンはアンインストールしてもよいし、そのままにして「Brackets Sprint 34」以降のバージョンと共存させることも可能。

 機能面の変更点としては、イメージプレビューにガイド機能が追加されたことや、未更新の拡張機能がある場合に“拡張機能マネージャー”の[インストール済み]タブへインジケーターが表示されるようになったことが挙げられる。また、Windows版の「Brackets Sprint 31」で採用されたダークテーマが、本バージョンからMac OS X版にも適用される。

インプレースアップグレードを採用
イメージプレビューにガイド機能が追加

 そのほかにも、内部的な変更として“NativeFileSystem”APIおよび“FileIndexManager”APIに代わり、新たに“FileSystem”APIが採用されている。この影響で、一部の拡張機能が動作しなくなっているので注意。

ソフトウェア情報

「Brackets」Windows版
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated and its licensors
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
Sprint 34(13/11/20)

(柳 英俊)