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「Google Chrome」に深刻度“Critical”の脆弱性、最新安定版v31.0.1650.57が公開

脆弱性の発見者に50,000米ドルの賞金が贈られる

「Google Chrome」v31.0.1650.57

 米Google Inc.は14日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v31.0.1650.57を公開した。「Google Chrome」は2日前にメジャーバージョンアップ版となる「Google Chrome 31」がリリースされたばかり。今回のアップデートでは、深刻度の極めて高い脆弱性が1件修正されている。

 本脆弱性(CVE-2013-6632)の深刻度は、4段階中最高の“Critical”。この脆弱性を発見したPinkie Pie氏には、50,000米ドルの賞金が贈られている。同社は13日から14日にかけて東京都内で開催されているハッキングコンテスト“Mobile Pwn2Own”で、「Google Chrome」が攻略された場合に40,000米ドル、“Nexus 4”または“Samsung Galaxy S4”で動作する「Google Chrome」を攻略した場合は追加で10,000米ドルの報奨金を用意していた。

 「Google Chrome」は、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux版および「Chrome Frame」にも最新版が提供されており、同じく同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Google Chrome」Windows向け安定版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
31.0.1650.57 m(13/11/14)

(柳 英俊)