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Mozilla、深刻度“最高”の脆弱性5件などを修正した「Thunderbird」v24.1を公開

指定アドレスをCCへ自動追加する機能がメールの返信時に動作しない不具合なども

「Thunderbird」v24.1

 Mozillaは29日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v24.1を公開した。最新版の主な変更点は、全9件の脆弱性を修正したこと。

 9件の脆弱性のうち5件は深刻度がMozillaの基準で4段階中最も高い“最高”に分類されている。そのほかの脆弱性は、4段階中2番目に高い“高”が2件、4段階中3番目に高い“中”が2件となっている。

 また、指定したアドレスをCCへ自動追加する機能がメールの返信時に動作しないことがある不具合や、署名が読めないほど薄い灰色で表示されてしまう問題も修正された。

 本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Thunderbird」
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
24.1(13/10/29)

(長谷川 正太郎)