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Adobe、オープンソースのコードエディター「Brackets」Sprint 32を無償公開

“ライブプレビュー”機能がHTML以外の編集でも有効に

「Brackets」Sprint 32

 米Adobe Systems Incorporatedは14日(現地時間)、オープンソースのコードエディター「Brackets」の最新版Sprint 32を公開した。Windows XP/Vista/7/8およびMac OSX(10.6/10.7/10.8)に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「Brackets」は、HTML/CSS/JavaScriptでできたHTML/CSS/JavaScriptを記述するためのコードエディター。別のファイルに記述されたCSS/JavaScriptをインライン編集できるようにする“クイック編集”や、編集中のHTMLを「Google Chrome」でリアルタイムプレビューできる“ライブプレビュー”といったユニークな機能を備える。

CSSファイルで編集中のスタイルがリアルタイムで“index.html”に反映される

 本バージョンでは、この“ライブプレビュー”機能がさらに強化。編集中のファイルがHTML形式でなくても、ライブプレビューが適用されるようになった。

 たとえばCSSファイルの編集中にライブプレビューを有効化すると、プロジェクトフォルダ直下にある“index.html”が「Google Chrome」で開かれ(“index.html”がない場合はエラー)、記述したスタイルがリアルタイムで反映される。

 そのほかにも、テキスト検索のパフォーマンス向上、ユーザーインターフェイスの改良、組み込み「node.js」サーバーのアップデートといった修正が加えられている。

ソフトウェア情報

「Brackets」Windows版
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated and its licensors
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
Sprint 32(13/10/14)

(柳 英俊)