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Google、HTML5広告の制作ソフト「Google Web Designer」ベータ版を無償公開

デザインツールとコードエディターで動きのあるクリエイティブが容易に作成できる

「Google Web Designer」v1.0.0.924

 米Google Inc.は9月30日(現地時間)、動的なHTML5コンテンツを制作するためのツール「Google Web Designer」のベータ版を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 「Google Web Designer」はオープンソースのHTML5オーサリングツール。主にクリエイティブ(広告素材)の制作を目的としており、ドローソフトとビデオ制作ソフトを組み合わせたようなアニメーションデザインツールと、構文色分けと入力の自動補完をサポートしたコードエディターを切り替えながら、動きのあるHTML5広告を比較的容易に作成できる。とくにiOSでは「Adobe Flash Player」プラグインがサポートされないため、このようなHTML5広告作成ツールの需要は今後高まっていくものと思われる。

新規作成画面。主にクリエイティブの制作が目的
アニメーションデザインツール
コードエディター
ブラウザーによるプレビューや作成したコンテンツの公開・パッケージ化もサポート

 対応OSはWindows 7/8およびMac OS X 10.7以降となっており、広告は“DoubleClick”および“AdMob”がサポートされている。

ソフトウェア情報

「Google Web Designer」
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows 7/8など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0.924(13/09/30)

(柳 英俊)