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LINE、“NAVER”が不正アクセスを受け個人情報が流出した可能性があることを公表

現在、ログインを遮断して一部のサービスを停止中、パスワードの変更を呼びかけ

 LINE(株)は19日、17日から18日にかけて“Nドライブ”“NAVERまとめ”など“NAVER”ブランドのサービスのアカウント情報が外部からの不正アクセスを受けたことを公表した。これに伴い、“NAVER”サービスのアカウント情報(メールアドレス・ハッシュ化されたパスワード・アカウント名)が流出した可能性があり、現在全アカウントのログインを遮断し、一部のサービスを停止中。

 対象となるサービスは“Nドライブ”“NAVERまとめ”のほか、“NAVER Photo Album”“pick”“NAVER cafe”。“LINE”“livedoor”ブランドのサービスは無関係だという。

 同社によると、今のところ不正ログインによるアクセス、および個人情報や“Nドライブ”に保存されたデータなどの改ざんは確認されていないとのこと。また、日本以外で提供されている“NAVER”サービスのアカウントや、OpenID認証を使ってTwitter・Facebook・livedoorなどのアカウントから生成されたアカウントは、情報流出の対象外だという。

 同社は、アカウント情報が流出した可能性がある全ユーザーに対しパスワードの再設定を呼びかけており、21時をめどに新しいパスワードの設定機能を設置する予定としている。

(長谷川 正太郎)