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タブ切り替え型になった高機能ペイントソフト「Artweaver Free」v4が公開

“Shape”ツールの“Custom Shape”に多数の図形が追加

「Artweaver Free」v4.0
サイドバー化されたパネルはフローティングウィンドウに切り替えることも可能

 豊富なブラシやグループ化可能なレイヤー機能を備えたフリーの多機能ペイントソフト「Artweaver Free」の最新版v4.0が、16日に公開された。最新版の主な変更点は、複数の画像を開いた際のユーザーインターフェイスがMDIからタブ切り替え型になったこと。

 また、ツールパネルやレイヤーパネルなどのパネル類の表示方法がフローティングウィンドウからサイドバーに変更された。パネルはドラッグすることでフローティングウィンドウに切り替えることも可能。

 さらに、“Shape”ツールの“Custom Shape”に多数の図形が追加された。編集部にて試用したところ、1種類だったフキダシの図形が19種類に増加しているほか、犬・魚・蜘蛛といった動物や自転車・飛行機といった乗り物、はさみ・アイロンといった道具などのシルエットが大量に追加されていた。

 加えて、レイヤーの合成方法に“Overlay”が追加された。そのほか、TWAINによる画像取り込み機能が廃止され、代わりに“Windows Image Acquisition(WIA)”による画像取り込み機能が追加されている。

“Shape”ツールの“Custom Shape”に多数の図形が追加された
レイヤーの合成方法に“Overlay”が追加された

 本ソフトは、Windows XP/7/8に対応しており、非商用および教育目的に限り無償で利用可能。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Artweaver Free」
【著作権者】
Boris Eyrich Software
【対応OS】
Windows XP/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト(非商用および教育目的のみ)
【バージョン】
4.0(13/07/16)

(長谷川 正太郎)