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Microsoft、「Windows Management Framework 4.0 Preview」を公開

「PowerShell 3.0」を「PowerShell 4.0」にインプレースアップデート

 米Microsoft Corporationは6月26日(現地時間)システム管理フレームワーク「Windows Management Framework(WMF) 4.0」のプレビュー版を無償公開した。現在同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4.5が必要。

 「WMF 4.0」は「Windows 8.1」および「Server 2012 R2」に同梱される予定のシステム管理フレームワーク。「Windows PowerShell 4.0」をはじめとするツールで構成されている。

 本バージョンは「WMF 3.0」のインプレースアップデートとなっており、新しいバージョンへ完全に置き換えられる。たとえば、システムへすでに「PowerShell 2.0」と「PowerShell 3.0」がインストールされている場合、アップデート後は「PowerShell 2.0」と「PowerShell 4.0」が利用できる状態になる。「PowerShell 3.0」と「PowerShell 4.0」の間には、ほぼ完全な互換性があるようだ。

 今回公開されたプレビュー版の対応OSは、Windows 7 SP1/Windows Server 2008 R2 SP1/Windows Server 2012。現在のところ、Windows 8向けには提供がない。また、「WMF 3.0」でサポートされていたWindows Server 2008は、本バージョンでサポート対象から外されている。

ソフトウェア情報

「Windows Management Framework 4.0 Preview」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 7/Server 2008 R2/Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(13/06/26)

(柳 英俊)