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Adobe、注釈の付加が可能になった「Adobe Reader Touch」v1.2を公開

文字列をハイライトしたり、取り消し線や下線を付加することも可能に

「Adobe Reader Touch」v1.2
任意の場所を長押しすると開くポップアップ

 米Adobe Systems Incorporatedは27日(現地時間)、タッチ操作に特化したWindows ストアアプリ版のPDFリーダー「Adobe Reader Touch」の最新版v1.2を公開した。最新版の主な変更点は、PDF文書に注釈を付加する機能が追加されたこと。

 注釈を付加するには、任意の場所を長押しすると開くポップアップで[ノート注釈]項目を選択し、現れたポップアップ上でテキストを入力すればよい。また、ダブルタップなどで選択した文字列をハイライトしたり、取り消し線や下線を付加することも可能になった。

注釈の入力ポップアップ
取り消し線や下線を付加

 さらに、画面下から上に向かってスワイプすると現れるアプリバーで[コメント]ボタンを押し、注釈・ハイライト・取り消し線・下線を選んで任意の位置をタップまたはドラッグすることで注釈などを付加することも可能。これらに伴い、PDF文書を保存・別名で保存する機能が追加され、注釈を付加するなどの編集を行ったPDF文書を保存できるようになっている。

アプリバーから注釈などを入力
編集したPDF文書を保存・別名で保存できる

 そのほか、ページ数を指定してジャンプする機能が追加された。ページのジャンプ機能は画面左側に表示されるページ数を表示したポップアップをタップし、数値を入力することで利用可能。

 本ソフトは、Windows 8/RTに対応するフリーソフトで、現在“Windows ストア”からダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Adobe Reader Touch」
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows 8/RT(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2(13/06/27)

(長谷川 正太郎)