Microsoft、「Visual Studio 2012 Update 3」を正式公開

「Visual Studio 2012 Update 3」

　米Microsoft Corporationは26日（現地時間）、統合開発環境「Visual Studio 2012」の更新プログラム「Visual Studio 2012 Update 3」（VS 2012.3）を正式公開した。現在、同社のダウンロードセンターから無償でダウンロードできる。

　「Visual Studio 2012」では四半期に一度の定期的なアップデートが計画されており、本更新プログラムはその三度目のアップデートにあたる。新機能が数多く盛り込まれた「Update 2」とは打って変わり、本バージョンはこれまでに発見された不具合の修正が大半を占めている。本更新プログラムは“累積的な”アップデートで、「Update 1」や「Update 2」の更新内容も含まれる。

　なお、「Windows 8.1」で「Visual Studio 2012」を利用するには、本更新プログラムの適用が必要。また、「Visual Studio 2013」と“ラウンドトリップ”で運用する場合も、本更新プログラムを適用しておく必要がある。

　また、「Team Foundation Server 2012」および「Team Foundation Server Express 2012」にも更新プログラムが提供されている。「Team Foundation Server 2012 Update 3」では、レポートやダッシュボードによりソフトウェアの品質をリアルタイムで把握できるようになっているとのこと。現在、セットアップファイルとISOイメージが無償でダウンロード可能。