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Oracle、40件の脆弱性を修正した「JRE 7 Update 25」「JDK 7 Update 25」を公開

セキュリティダイアログの改善をはじめとするセキュリティ対策の強化も

「Java Platform, Standard Edition」Update 25(編集部で試用したところ、バージョンダイアログでは“Update 21”と表示されたが、Java.comでは正常に“Update 25”と判定された)

 米Oracle Corporationは18日(現地時間)、「Java Platform, Standard Edition(Java SE)」の定例アップデート“Critical Patch Updates(CPU)”を実施した。現在、同社のWebサイトから「JRE 7 Update 25」「JDK 7 Update 25」などが無償でダウンロード可能。

 今回のアップデートでは、「Java SE」で新たに発見された40件の脆弱性が修正された。このうち37件は認証なしでリモートから悪用可能な脆弱性で、同社ではなるべく早期のアップデートを推奨している。

セキュリティダイアログが改善。より詳細なセキュリティ情報が参照可能に

 また、今回のアップデートにはセキュリティに関連するさまざまな機能改善が多数含まれている。たとえば、エンドユーザーの目にも触れる改善点として、セキュリティダイアログが改善され、より詳細な警告情報が参照できるようになった点が挙げられるだろう。

 なお、次回のアップデートは10月15日の予定。

ソフトウェア情報

「Java SE Runtime Environment 7(JRE 7)」Windows版
【著作権者】
Oracle Corporation
【対応OS】
Windows XP/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
Update 25(13/06/18)
「Java SE Development Kit 7(JDK 7)」
【著作権者】
Oracle Corporation
【対応OS】
Windows XP/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
Update 25(13/06/18)

(柳 英俊)