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「Google SketchUp」後継の無償3Dモデリングソフト「SketchUp Make」が公開

アドオンライブラリ“Extension Warehouse”からアドオンを直接インストール可能

「SketchUp Make」v13.0.3689
“Extension Warehouse”

 Googleから3Dモデリングソフト「SketchUp」の権利を買収した米Trimble Navigation Limitedは21日(現地時間)、「Google SketchUp」の後継となる「SketchUp Make」v13.0.3689を公開した。Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応しており、非商用利用に限り無償で利用できる。現在、本ソフトの公式Webサイトからダウンロードでき、動作には.NET Framework 4が必要。

 「SketchUp Make」は、直感的な操作で3Dモデルを作成できる3Dモデリングソフト。基本的な機能やユーザーインターフェイスは「Google SketchUp」を継承しており、「Google SketchUp」ユーザーなら操作に迷うことはないだろう。

 加えて、「SketchUp Make」の機能を拡張できるアドオンのライブラリサイト“Extension Warehouse”が開設され、“Extension Warehouse”から本ソフトへアドオンを直接インストールする機能が追加された。“Extension Warehouse”ではすでに、3Dモデルを3Dプリンターで出力する際に使われるSTL形式でエクスポートする「SketchUp STL」など、多くのアドオンが公開されている。

 また、本ソフトのアニメーション機能で作成した動画をAVI/MP4/WebM形式でエクスポートできるようになった。さらに、ツールバーをボタンの配置を含めて自由にレイアウト可能になったほか、ツールバーを2段表示にできるようになっている。

動画をAVI/MP4/WebM形式でエクスポート
ツールバーを2段で表示

ソフトウェア情報

「SketchUp Make」
【著作権者】
Trimble Navigation Limited
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト(非商用利用のみ)
【バージョン】
13.0.3689(13/05/21)

(長谷川 正太郎)