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定番スパイウェア対策ソフト「Spybot - Search & Destroy 2.1」が公開

有償の“Home”エディションでアンチウイルス機能が統合される

「Spybot - Search & Destroy」v2.1.18.0

 アイルランドのSafer-Networking Ltd.は21日(現地時間)、定番スパイウェア対策ソフト「Spybot - Search & Destroy 2.1(Spybot 2.1)」を公開した。Windows XP/Vista/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、私的利用に限り無償で利用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Spybot 2.1」では、ユーザーインターフェイスの簡素化や多言語対応(日本語のサポートはなし)、ルートキットスキャンの改善などが行われた。また、スキャン処理の除外対象(ホワイトリスト)をコンポーネント間で共有できるようになったのも、本バージョンにおける改善のひとつ。これはスキャン速度の向上に寄与する。

 さらに“Home”(9.99ユーロ)以上の上位エディションでは、アンチウイルス機能が統合された。マルチコアプロセッサーにも対応しており、無償版よりも高速なスキャンが行える。また、“Professional”(19.99ユーロ)以上のエディションではブートCD関連の機能強化が盛り込まれた。

ソフトウェア情報

「Spybot - Search & Destory」
【著作権者】
Safer-Networking Ltd.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト(私的利用のみ、寄付歓迎)
【バージョン】
2.1.18.0(13/05/21)

(柳 英俊)