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“歴代最速”リモートデスクトップ「Vritra」ベースになった「Brynhildr」v0.9.9.0

マルチモニターで複数モニターのデスクトップを結合して表示できるように

「Brynhildr」v0.9.9.0

 「TrueRemote」「Orthros」「Vritra」といったリモートデスクトップソフトの作者であるIchiGeki氏は16日、「TrueRemote」後継のリモートデスクトップソフト「Brynhildr」の最新版v0.9.9.0を公開した。最新版の主な変更点は、同氏作のリモートデスクトップソフトで歴代最速を謳う「Vritra」ベースになったこと。

 これにより、映像圧縮技術に「TrueRemote」「Brynhildr」で利用されている“GBVC”方式に加え、「Orthros」で利用されている“GBVC”方式と“JPEG”方式を自動で切り替える“ハイブリッド”方式を利用できるようになった。また、個々の機能も高速化されている。

 さらに、マルチモニターを利用しているPCを操作する場合に、複数モニターのデスクトップを結合して表示できるようになった。また、音質を変更できるようになったほか、タイトルバーの右クリックメニューにある[Send Keys]サブメニューから[Alt]+[F4]キーを送信できるようになった。そのほか、細かい不具合修正も施されている。

マルチモニターで複数モニターのデスクトップを結合して表示できるように
[Send Keys]サブメニュー

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Brynhildr」
【著作権者】
IchiGeki 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.9.9.0(13/03/16)

(長谷川 正太郎)