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JVN、“Java 7”に未修正のゼロデイ脆弱性が存在することを公表

Webブラウザーのプラグインを無効化することが応急処置として提示されている

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよび一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が運営する、脆弱性対策情報ポータルサイト“JVN”は11日、“Java 7”に脆弱性が存在することを公表した。

 脆弱性の内容は、Javaの備えるサンドボックス機能を回避して、任意のコードを実行されてしまう恐れがあるというもの。すでに本脆弱性を悪用した攻撃も観測されているという。11日現在、本脆弱性に対する具体的な対策方法はなく、WebブラウザーのJavaプラグインを無効化することが応急処置として提示されている。

(加藤 達也)