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「RealPlayer」v16.0.0.282で修正された脆弱性は2件、RealNetworksが公表

最新版へのアップデートを推奨

 米RealNetworks, Inc.は14日(現地時間)、11日(日本時間)に公開されたWindows向け「RealPlayer」の最新版v16.0.0.282で修正された脆弱性の内容を公表した。

 v16.0.0.282では、2件の脆弱性が修正された。脆弱性の内容は、RealAudioファイルを扱う際に無効なポインタ操作が行われる、RealMediaファイルの処理におけるバッファオーバーフローが発生するというもので、Windows版「RealPlayer」のv15.0.6.14以前に影響する。同社では最新版へのアップデートを推奨している。

 なお、これらの脆弱性を悪用した事例は14日現在報告されていないとのこと。

(柳 英俊)