NEWS(12/11/08 13:45)

Apple、9件の脆弱性を修正した「QuickTime」v7.7.3を公開

いずれの脆弱性もアプリケーションの強制終了や任意コードの実行が可能になる

「QuickTime」v7.7.3「QuickTime」v7.7.3

 米Apple Inc.は7日(現地時間)、メディアプレイヤー「QuickTime」の最新版v7.7.3を公開した。最新版では9件の脆弱性が修正されている。

 9件の脆弱性の内容は、いずれもアプリケーションを強制終了させたり、任意のコードが実行できてしまうというもの。なかには、特殊な細工が施されたWebサイトや動画ファイルを開いただけで、アプリケーションを強制終了させたり、任意のコードが実行されるものも含まれるので、早急に最新版へアップデートしたほうがいいだろう。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、ファイルの保存や編集といった機能を利用するためには、アクティベーションキーを購入して「QuickTime 7 Pro」へアップグレードする必要がある。アクティベーションキーの価格は3,400円(税込み)。

【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.7.3(12/11/07)

(長谷川 正太郎)