NEWS(12/10/26 16:03)

“Evernote”と連携する画像編集アプリ「Skitch」のWindows版が公開

Windows ストアアプリ版と、XP以降で利用できるデスクトップ版を用意

「Skitch for Windows 8」「Skitch for Windows 8」「Skitch for Windows 8」

 米Evernote Corporationは25日(現地時間)、オンラインメモサービス“Evernote”と連携する画像編集ツール「Skitch」のWindows ストアアプリ版「Skitch for Windows 8」およびデスクトップ版「Skitch for Windows Desktop」を公開した。

 「Skitch」は、これまでiOS/Android/Mac向けにアプリが提供されていたが、Windows向けにアプリが提供されるのは今回が初となる。「Skitch」を使えば、画像に矢印やテキストなどを描き込んで“Evernote”へ手軽にアップロードできる。画像編集時は、ペンの色や太さを変えたり、画像の一部にモザイクをかけることも可能。

 Windows ストアアプリとして動作する「Skitch for Windows 8」では、ローカルに保存された画像を編集したり、白紙のキャンバスへメモなどを描き込めるほか、アプリ内に地図を表示し、任意の地点の地図上へ矢印などの注釈を加えることが可能。

「Skitch for Windows Desktop」「Skitch for Windows Desktop」

 「Skitch for Windows Desktop」は、Windows XP以降で利用できるデスクトップ版の「Skitch」。ローカルに保存された画像を編集したり、デスクトップ上を画面キャプチャーして注釈などを描き加えられる。またウィンドウ下部にある“Drag Me”と書かれた部分をマウスでドラッグしてほかのアプリへドロップすることで、編集した画像をほかのアプリへすぐに取り込める。

「Evernote for Windows Desktop」「Evernote for Windows Desktop」

 また“Evernote”のデスクトップ版クライアント「Evernote for Windows Desktop(以下、「Evernote」)」の最新版v4.5.9も合わせて公開されている。本バージョンでは、「Skitch for Windows Desktop(以下、「Skitch」)」との連携機能が追加された。「Skitch」上の[Evernoteに追加]ボタンを押すと、直接「Evernote」クライアントへ画像が保存される。「Evernote」上では、保存した画像の上部にピンクの帯が表示され、この帯から再度「Skitch」を呼び出して画像を編集することが可能となっている。

 なお16時現在、Evernoteの公式サイトからは「Evernote for Windows Desktop」v4.5.9をダウンロードすることができなくなっており、v4.5.8がダウンロードされる。

【29日12時20分追記】
 26日、同社は「Evernote for Windows Desktop」の最新版v4.5.10を公開した。このバージョンでは、特定の文字を含むノートを作成しようとすると、ノートを保存することができない不具合が修正されている。

「Skitch for Windows 8」

【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
Windows 8/RT
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.1017.5373(12/10/25)

「Skitch for Windows Desktop」

【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
Windows XP以降(編集部にてWindows 7/8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0.0(12/10/25)

「Evernote for Windows Desktop」

【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 7/8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.5.9.7465(12/10/25)

(加藤 達也)