NEWS(12/10/22 15:31)

リバーブを刷新した「SoundEngine Free」v5.00が公開、解説動画サイトも開設

“アンビエンス”“ホール”“木壁ルーム”といった10種類のプリセットも搭載

「SoundEngine Free」v5.00「SoundEngine Free」v5.00

 (株)コードリウムは19日、定番の音声ファイル編集ソフト「SoundEngine Free」の最新版v5.00を公開した。最新版の主な変更点は、これまで3種類に分かれていたリバーブ系エフェクトを廃止し、“リバーブ(残響)”エフェクトを搭載したこと。

 “リバーブ(残響)”エフェクトでは、残響音の持続時間やハイパス・ローパスフィルター、減衰傾度といった10種類のパラメーターで、エフェクトのかかり具合を調節可能。また、“アンビエンス”“プレート”“ホール”“木壁ルーム”といった10種類のプリセットも搭載しており、手軽にリバーブをかけることも可能。

“リバーブ(残響)”エフェクト“リバーブ(残響)”エフェクト

10種類のプリセットを搭載10種類のプリセットを搭載

 また、録音ルーチンも抜本的に作り替えられ、安定性が増したほか、録音中も波形が表示されるようになった。さらに、新規ファイルに録音する以外に、既存のファイルへ上書きして録音したり、既存ファイルの指定位置に挿入する形で録音することも可能になっている。さらに、画面をドラッグして波形をスクロールできる“グリップ移動”機能も追加されたほか、本バージョンからWindows 2000およびWindows 8に対応した。

録音中も波形を表示可能に録音中も波形を表示可能に

“グリップ移動”機能“グリップ移動”機能

 加えて同日、本ソフトの使い方を動画で解説するWebサイト“ヘルプカフェ”も開設された。“ヘルプカフェ”では、本ソフトのインストールから基本操作、エフェクトの使い方までが、実際の操作画面の動画で説明されている。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/Server 2008/7/8および64bit版のVista/Server 2008/7/8に対応しており、個人利用や教育目的、および本ソフトの転載目的に限り無料で利用できる。それ以外の目的で利用する場合は寄付が必要。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
(株)コードリウム
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/Server 2008/7/8/XP x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64/8 x64
【ソフト種別】
フリーソフト(個人利用または教育目的、転載目的以外の場合は寄付必須)
【バージョン】
5.00(12/10/19)

(長谷川 正太郎)