NEWS(12/10/12 16:14)

「Firefox 17」ベータ版が公開、ソーシャルサービスを統合する“Social API”へ対応

新規タブページの修正をはじめとするパフォーマンス改善も

「Firefox」v17.0b1「Firefox」v17.0b1

 Mozillaは12日(日本時間)、「Firefox」の次期バージョン「Firefox 17」のベータ版を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のVista/7に対応するフリーソフトで、Mac OS X/Linux版も用意されている。現在、Mozillaのプレビュー版公開ページからダウンロード可能。

 「Firefox 17」では、新規タブページの修正をはじめとするパフォーマンス改善が20件以上施されたほか、“Social API”への対応が新たに盛り込まれている。

 “Social API”は、さまざまなソーシャルサービスをブラウザーのサイドバーへ統合するためのAPIで、これまで「F1」や「Firefox Share」といったプロジェクトで得られた成果をもとにしているという。現在のところ、ユーザーがこの機能を利用することはできないが、間もなく“Social API”を利用した「Facebook Messenger」がテスト可能になる見込み。

 そのほかにも、ユーザーが指示するまでプラグインコンテンツをロードしないようにする“Click to play”が強化され、プラグインの脆弱性によりユーザーの許可なくプラグインが実行されるのを防止する機能が追加。また、Mac OS X 10.8では“通知センター”がサポートされる。

「Firefox」Windows向けベータ版

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.0b1(12/10/11)

(柳 英俊)