NEWS(12/08/29 14:44)

「Apache OpenOffice」の旧バージョンに脆弱性、最新v3.4.1で修正済み

脆弱性の深刻度は5段階中2番目に高い“Highly critical”

 デンマークのセキュリティベンダーSecunia ApSは28日(現地時間)、オフィス統合環境「Apache OpenOffice」の旧バージョンに脆弱性があることを公表した。本脆弱性は、23日に公開された最新版のv3.4.1で修正済み。

 脆弱性の影響を受けるのは「Apache OpenOffice」v3.4.0。また「OpenOffice.org」として公開されていた以前のバージョンでも影響を受ける可能性があるとしている。

 XMLマニュフェストファイルの処理にバッファオーバーフローの脆弱性が存在するという内容で、Secuniaではこの脆弱性の深刻度を、5段階中上から2番目の“Highly critical”と判定している。

(加藤 達也)