NEWS(12/08/22 16:11)

モバイル端末向けWebページのデバッグツール「Adobe Shadow」Release 4が公開

デスクトップアプリがタスクトレイ常駐型へ、独自の「weinre」サーバーが利用可能に

「Adobe Shadow」Release 4「Adobe Shadow」Release 4

 米Adobe Systems Incorporatedは21日(現地時間)、モバイル端末向けWebページのデバッグ・テストツール「Adobe Shadow」Release 4を公開した。現在、同社のラボサイト“Adobe Labs”から無償でダウンロードできる。

 Release 4では、デスクトップのヘルパーアプリケーションがタスクトレイに常駐するように変更され、邪魔なウィンドウが表示されなくなった。また、モバイル端末のスクリーンショットを保存するフォルダが自由に指定できるようになっている。

 さらに、リモートデバッグの信頼性向上と機能強化も図られている。「Adobe Shadow」のリモートデバッグ機能には「weinre」が利用されているが、本バージョンからはローカルネットワークまたはローカルマシン上でユーザーが独自に運用する「weinre」サーバーを指定できるようになった。

 なお、「Adobe Shadow」の対応OSはWindows 7およびMac OS X 10.6/10.7のみとなっているので注意。Windows XPでは動作しないほか、Windows Vistaでは動作するもののサポートは提供されない。

「Adobe Shadow」

【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows 7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
Release 4(12/08/21)

「Adobe Shadow」(「Google Chrome」拡張機能)

【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows 7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.295(12/08/21)

(柳 英俊)