NEWS(12/05/29 14:52)

「Metasequoia」v3.1のベータ版が公開、正式版のリリースは今夏から秋の予定

法線マップおよびバンプマップ、Catmull-Clark曲線のワイヤーなどの表示に対応

「Metasequoia」v3.1 Beta1「Metasequoia」v3.1 Beta1

 3DCGモデリングソフト「Metasequoia」の次期バージョンv3.1のベータ版が28日、初めて公開された。正式版のリリースは、今夏から秋にかけてが予定されている。

 「Metasequoia」v3.1では、法線マップおよびバンプマップの表示、Catmull-Clark曲線のワイヤー表示、TIFF画像の入出力、STL(Stereolithography)ファイルの出力などへ新たに対応。また、既存の機能にもさまざまな改善が施されている。

 本ベータ版は、正式版「Metasequoia」の差分として提供されており、「Metasequoia」v3.0.2以降へ上書きして利用する仕組み。現在、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 また、「Metasequoia」v3.1対応のプラグインを開発するためのSDKも、同日公開されている。新しいSDKでは、頂点ごとに任意のデータをプラグインから割り当て可能。これにより、ボーンやモーフに使用されるウェイトなどといったデータを簡単に頂点へ割り当てられるようになるという。

 なお、本SDKはあくまでもフィードバックを得るための評価用として提供されており、今後仕様が変更される可能性が高いので注意。本SDKを利用して開発したプラグインの配布は推奨されていない。

【著作権者】
O.Mizno 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
シェアウェア 5,000円(税込み)
【バージョン】
3.1 Beta1(12/05/28)

(柳 英俊)