NEWS(12/05/22 13:38)

“GitHub”がWindows向け公式クライアント「GitHub for Windows」を公開

「msysGit」がベース、“GitHub”のレポジトリをスタイリッシュなGUIで管理できる

「GitHub for Windows」v1.0.1「GitHub for Windows」v1.0.1

 プロジェクトホスティングサービス“GitHub”を運営する米GitHub Inc.は21日(現地時間)、Windows向け公式クライアントソフト「GitHub for Windows」v1.0.0を公開した。“GitHub”の公式クライアントソフトはこれまでMac OS X向けのみが公開されており、Windows向けのリリースは今回が初めて。

 「GitHub for Windows」は、“GitHub”公式のGUIフロントエンド。“Metro”ライクな美しいGUI画面で、分散型バージョン管理システム“Git”のローカルレポジトリを“GitHub”へプッシュしたり、逆に“GitHub”で公開されているリモートレポジトリをローカルへクローンすることが可能。面倒なSSHキーの登録作業やコマンドラインインターフェイスの習熟が不要になるのもうれしい。

コードの差分表示コードの差分表示

ソースコードのコミットソースコードのコミット

オプション画面オプション画面

“GitHub”のプロジェクトページから直接ローカルへクローンする機能も備える“GitHub”のプロジェクトページから直接ローカルへクローンする機能も備える

 コア機能は「msysGit」をベースとしており、インストールの際はネイティブで動作可能なコマンドラインシェル「Git Shell」も同時に導入される。そのため、“The easiest way to use Git on Windows. Period.(WindowsでGitを使うためのもっとも簡単な方法。終わり。)”と同社が謳うように、単に“Git”を始めたい開発者にとっても魅力的なパッケージとなっている。

 「GitHub for Windows」は、Windows XP/Vista/7をサポートするほか、今年中のリリースが予定されている次期OS“Windows 8”にも対応するとのこと。現在、最新版のv1.0.1を“GitHub”のWebサイトから無償でダウンロードできる。

【著作権者】
GitHub Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.1

(柳 英俊)