NEWS(12/05/08 10:18)

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画像処理ソフト「GIMP 2.8」が公開、3年半ぶりのメジャーバージョンアップ

“シングルウィンドウモード”やレイヤーのグループ化などをサポート

「GIMP for Windows」v2.8.0 「GIMP for Windows」v2.8.0

 無償で利用できる高機能な画像編集・処理ソフト「GIMP」の最新安定版v2.8.0が、3日に公開された。安定版のメジャーバージョンアップは3年半ぶり。

 「GIMP(GNU Image Manipulation Program)」は、オープンソースで開発されている画像処理ソフト。もともとはUnix系OS向けのソフトだが、マルチプラットフォーム対応のGUIツールキット“GTK+”(“the GIMP Toolkit”、もともと「GIMP」の実装のために開発された)を採用しており、Windows環境でも有志の手でビルドされた「GIMP for Windows」が利用できる。

 本ソフトの魅力は、なんといっても「Photoshop」をはじめとする高価な有償グラフィックソフトにも引けをとらない多機能性にある。レイヤー機能はもちろんのこと、エフェクトやブラシなども豊富に揃える上、“Script-Fu”と呼ばれるスクリプト言語を実装しており、バッチ処理で画像を加工することも可能。GPL v3ライセンスで無償提供されていることも相まって、プラットフォームの垣根を超えた幅広い支持を得ているソフトだ。

 「GIMP 2.8」での変更点は多岐に渡るが、一番の目玉機能は“シングルウィンドウモード”への対応だろう。この機能を利用すれば、あちこちに散らばったダイアログをひとつのウィンドウにまとめて利用することが可能。また、複数のダイアログを左右にドッキングさせて、ひとつのマルチカラムウィンドウにまとめる機能も追加された。

従来のユーザーインターフェイス 従来のユーザーインターフェイス

“シングルウィンドウモード” “シングルウィンドウモード”

 そのほかにも、レイヤーのグループ化をはじめとする新機能の追加、ファイルの保存機能とエクスポート機能の分離、キャンバスへのテキストの直接入力・編集への対応などといった改善が施されている。

「GIMP for Windows」

【著作権者】
Spencer Kimball, Peter Mattis and the GIMP Development Team
【対応OS】
Windows XP以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.8.0(12/05/03)

(柳 英俊)