NEWS(12/04/12 10:17)

メモ管理ソフト「CintaNotes」v1.6が公開、ライセンス形態が“フリーミアム”へ

購入によりメモのHTML出力機能や、ほかのソフトへメモを貼り付ける機能を利用可能

「CintaNotes」v1.6「CintaNotes」v1.6

 あらゆるソフト上のテキストを、ホットキー一発でメモできるソフト「CintaNotes」の最新版v1.6が、10日に公開された。

 「CintaNotes」はこれまでフリーソフトとして公開されてきたが、本バージョンからライセンス形態が“フリーミアム”へと切り替わった。前バージョンv1.5.7に搭載されていた基本的な機能のみを利用する場合は今後もフリーソフトとして継続して利用できるが、ライセンスを購入することでより高度な機能が利用可能となる。

 ライセンスの料金は、個人利用の場合は9.99米ドル、企業などで利用する場合は39.99米ドルとなっている。

メモをHTML形式で出力できるメモをHTML形式で出力できる

 これに伴いv1.6では、ライセンス購入者向けの機能が追加されている。具体的には、メモをHTML形式で出力する機能が追加された。出力されるHTMLファイルは、本ソフト上のメモの表示と同様のデザインとなっており、ソフト上で選択しているタグに含まれるメモのみを出力することが可能。

 さらに、メモを選択した状態で[Ctrl]+[Enter]キーを押すことで、ほかのソフトへメモの内容を貼り付けられる機能が追加された。また、メモを管理しているデータベースが複数ある場合に、[ファイル]メニューから手軽にデータベースを切り替えられる機能が追加されたほか、サイドバー上のタグにそのタグを利用しているメモの数が表示されるようになっている。

 そのほか、タグが一覧されるサイドバーのサイズを変更できるようになるなど、ライセンスの購入に関わらない機能強化や、不具合修正なども行われている。

 本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応し、基本機能は無料で利用可能。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Cinta Software
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.6(12/04/10)

(加藤 達也)