NEWS(12/03/23 15:39)

Microsoft運営のプロジェクトホスティングサービス“CodePlex”が「Git」に対応

「Team Foundation Server(Subversion)」「Mercurial」と並んで選択可能に

「Git」対応を発表した“CodePlex”のブログ記事「Git」対応を発表した“CodePlex”のブログ記事

 米Microsoft Corporationが運営するオープンソースプロジェクトのホスティングサービス“CodePlex”は21日(現地時間)、同サービスが分散型バージョン管理システム「Git」に対応したと発表した。

 バージョン管理システムとは、ソースコードなどのファイルに加えられた変更の履歴を管理して、過去の状態へ復元したり、複数人で編集・分岐したファイルを統合するシステム。大規模なソフトウェア開発に必須のシステムと言えるが、個人で利用しても大変有用で、近年個人開発者の間でも利用が広がっている。

 「Git」はそのバージョン管理システムの一種で、Linuxの開発者として知られるLinus Torvalds氏がLinuxカーネルのソースコードを管理するために開発したもの。「Subversion(SVN)」をはじめとする先行開発されたシステムがリポジトリを中央で一元管理する“集中型”なのに対し、「Git」は個々の開発者がローカルにリポジトリを持つことのできる“分散型”であるのが特徴。現在では、Linuxカーネルの管理以外にもさまざまなプロジェクトで利用されている。

 “CodePlex”のソースコード管理には、これまで集中型の「Team Foundation Server(TFS)」(「SVN」も利用可能)および分散型の「Mercurial」が利用できた。しかし、開発者から「Git」への対応を望む声が非常に多く、今回対応に踏み切ったとのこと。ソースコード管理に「Git」を利用するには、新しいプロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトをフォークすればよい。ローカルのリポジトリは、「Git for Windows(msysGit)」などの「Git」クライアントを利用して“CodePlex”へプッシュすることができる。

「Team Foundation Server(Subversion)」「Mercurial」と並んで「Git」が選択可能に「Team Foundation Server(Subversion)」「Mercurial」と並んで「Git」が選択可能に

「Git for Windows(msysGit)」などのクライアントでプッシュ可能「Git for Windows(msysGit)」などのクライアントでプッシュ可能

(柳 英俊)