NEWS(12/03/14 14:00)

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「Firefox 11」が正式公開、“Firefox Sync”が拡張されアドオンの同期が可能に

開発者向けにDOM構造を視覚化する“3Dビュー”機能と“スタイルエディタ”が追加

「Firefox」v11.0 「Firefox」v11.0

 Mozillaは14日、Webブラウザー「Firefox」の最新安定版「Firefox 11」を公開した。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。また、「Firefox 4」以降を利用している場合は、自動更新機能を通じて順次最新版へ更新される。

 「Firefox 11」では、ユーザーデータの同期機能“Firefox Sync”が拡張され、アドオンの同期が可能になった。本機能は“オプション”画面の[Sync]タブで有効化できる。

 また、“HTML5 Video”の再生コントローラーが再設計されフルスクリーンボタンが追加されたほか、「Google Chrome」からブックマークや表示履歴などのデータをインポートする機能などが新たに追加されている。

“Firefox Sync”が拡張、アドオンの同期が可能に “Firefox Sync”が拡張、アドオンの同期が可能に

“HTML5 Video”の再生コントローラーが再設計 “HTML5 Video”の再生コントローラーが再設計

 さらに、本バージョンでは開発者向けの機能が大幅に強化され、2つの新しい機能が追加された。

 1つは、DOM構造を視覚化する“3Dビュー”機能。本機能は“Tilt”というコードネームで開発されていたもので、WebGLを活用してHTML文書のタグ構造を3Dで表示することが可能。本機能は、Webページの右クリックメニューにある[要素を調査]を選択すると現れる“ページインスペクタ”に統合されており、右下の[3D]ボタンを押すと表示できる。

 もう1つは“スタイルエディタ”で、メインメニューにある[Web開発]メニューから利用できる。スタイルシート(CSS)をテキストエディターのように編集して、その結果をWebページヘリアルタイムに反映させることが可能で、Webサイトのデザインを試行錯誤する際に役立ちそうだ。

 そのほかにも、Webコンテンツの転送を高速化する“SPDY”プロトコルの実装、HTML要素の“outerHTML”プロパティへの対応、XMLHttpRequestの“HTML Parsing”への対応などが施されている。

DOM構造を視覚化する“3Dビュー” DOM構造を視覚化する“3Dビュー”

“スタイルエディタ”でスタイルシート(CSS)をテキストエディターのように編集。その結果はWebページヘリアルタイムで反映される “スタイルエディタ”でスタイルシート(CSS)をテキストエディターのように編集。その結果はWebページヘリアルタイムで反映される

 なお、本バージョンでは全8件の脆弱性も修正されている。深刻度の内訳は、4段階中最高の“最高”が5件、上から3番目の“中”が3件となっている。

お詫びと訂正:記事初出時、脆弱性の深刻度の記載に一部間違いがございましたので、当該箇所を修正いたしました。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
11.0(12/03/13)

(柳 英俊)