NEWS(12/03/13 10:26)

テキストエディター「gPad」v2.0.0のベータ版が公開、内部データをUnicode化

エディターのフォントとしてプロポーショナルフォントが指定可能に

「gPad」v2.0.0 beta1「gPad」v2.0.0 beta1

 テキストエディター「gPad」の次期メジャーバージョンv2.0.0のベータ版が、12日に公開された。Windows 2000/XP/Vistaおよび64bit版の7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 「gPad」は、多彩な機能を備えるタブ切り替え型のテキストエディター。GREP検索・置換、マクロ、拡張子別の色分け、キーカスタマイズといった基本的な機能に加え、アウトラインやエクスプローラを表示できるサイドバー、CSV/TSVファイルを表計算ソフト風の見た目で編集できるモード、文字列入力の手間を軽減できる入力補完といった機能を備える。

 本ベータ版では、内部で保持する文字データがUnicode化された。また、正規表現を処理する際に、C++言語(C++11)のライブラリ拡張“TR1(Technical Report 1)”のエンジンを利用するように変更されている。さらに、エディターのフォントとしてプロポーショナルフォントが指定可能になった。ただし、この機能はあくまでも試験的に実装されたもので、動作が不完全であるとのこと。自己責任の範囲で利用しよう。

【著作権者】
UH 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.0 beta1(12/03/12)

(柳 英俊)