NEWS(12/03/05 16:59)

ブートローダーカスタマイズツール「EasyBCD」ベータ版が「Windows 8 CP」に対応

万が一ブート設定を破壊してしまった場合はVista/7の起動ディスクで復旧可能

「EasyBCD」v2.2 Beta Build 170「EasyBCD」v2.2 Beta Build 170

 米NeoSmart Technologiesは2月29日(現地時間)、ブートローダーの設定カスタマイズツール「EasyBCD」の次期バージョンv2.2のベータ版を公開した。本ベータ版は、新たに「Windows 8 Consumer Preview」(以下、「Windows 8 CP」)へ対応している。

 「EasyBCD」は、Windows Vista以降に搭載されているブートローダー“Windows ブートマネージャ(Bootmgr)”の設定をカスタマイズできるソフト。“Bootmgr”の設定を保存するBCD(Boot Configuration Data)ストアを編集して、Windows/Linux/Mac OS Xなどのマルチブート環境を構築・設定できる。たとえば、起動時のOS選択画面のOS名や初期状態で選択されるOS、OS選択の待ち時間などを変更したい場合や、ほかのパーティションに保存されたOSをOS選択画面に追加したい場合などに便利。

 「EasyBCD」v2.2ベータ版は、29日(米国時間)に公開された“Windows 8(コードネーム)”の一般ユーザー向けプレビュー版「Windows 8 CP」へ新たに対応した。同社によると、本ソフトは昨年公開された“Windows 8”の開発者向けプレビュー版「Windows Developer Preview」ですでに広範囲にわたってテストされており、基本的な動作には問題がないはずであるとのこと。万が一、ブートローダーの設定を破壊してしまった場合は、Windows Vista/7の起動ディスクで復旧できる。

 「EasyBCD」は、Windows Vista/7/8 Consumer Previewに対応するフリーソフトで、現在、4日に公開された最新版v2.2 Beta Build 170が公式フォーラムからダウンロード可能。なお、ダウンロードの際は公式フォーラムのアカウントを取得する必要がある。また、「Windows 8 CP」で利用する場合は、あらかじめコントロールパネルから.NET Framework 2.0を有効にしておく必要があるので注意。

「Windows 8 CP」で利用する際は、コントロールパネルにある[Windows の機能の有効化または無効化]リンクから.NET Framework 2.0を有効に「Windows 8 CP」で利用する際は、コントロールパネルにある[Windows の機能の有効化または無効化]リンクから.NET Framework 2.0を有効に「Windows 8 CP」で利用する際は、コントロールパネルにある[Windows の機能の有効化または無効化]リンクから.NET Framework 2.0を有効に

【著作権者】
NeoSmart Technologies
【対応OS】
Windows Vista/7/8 Consumer Preview
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.2 Beta Build 170(12/03/04)

(柳 英俊)