NEWS(12/02/16 14:07)

全13件の脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版v17.0.963.56が公開

同梱の「Adobe Flash Player」も脆弱性が修正された最新版に更新されている

 米Google Inc.は15日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v17.0.963.56を公開した。本バージョンでは同梱の「Adobe Flash Player」が、同日公開された最新のv11.1.102.62に更新されている。なお本バージョンの「Adobe Flash Player」では、全7件の脆弱性が修正されている。

 また、「Google Chrome」本体に含まれていた全13件の脆弱性も修正されている。脆弱性の内訳は、同社の基準で4段階中2番目に深刻度の高い“High”に分類された脆弱性が7件、3番目に深刻度の高い“Medium”に分類されたものが5件、最も低い“Low”に分類されたものが1件となっている。

 「Google Chrome」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から手動アップデートすることも可能。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.0.963.56(12/02/15)

(加藤 達也)