NEWS(12/02/09 14:11)

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ページ先読み機能とマルウェア対策を強化した「Google Chrome 17」が安定版に

“Critical”1件、“High”8件を含む全20件の脆弱性も修正

「Google Chrome」v17.0.963.46 「Google Chrome」v17.0.963.46

 米Google Inc.は8日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv17.0.963.46を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組みで、バージョン情報画面から手動アップデートすることも可能。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、Webページの先読み機能とセーフブラウジング機能が強化されている。

 新しい先読み機能では、「Google Chrome」の“omnibox”でURLを入力する際に、目的のWebサイトのURLを予測して自動補完する機能を活用している。この自動補完の対象となるURLは、実際にユーザーが訪れる可能性も高いので、これをバックグラウンドであらかじめレンダリング(プリレンダリング)しておけば、[Enter]キーを押してURLを確定させてからWebページが実際に表示されるまでにかかる時間を短縮できるというわけだ。

“omnibox”で補完されるURLを選択すると…… “omnibox”で補完されるURLを選択すると……

Webページが一瞬で表示される Webページが一瞬で表示される

 セーフブラウジング機能では、これまでのURLベースのフィルタリングに加え、ファイルベースのブラックリスト機構が導入された。EXEファイルやMSIファイルといった実行可能なファイルをダウンロードする際に、マルウェアであると知られているファイルや、疑わしいWebサイトにホストされているファイルをダウンロードしようとすると、「Google Chrome」はファイルを破棄するように促す。

ブラックリストに載っている実行ファイルがダウンロードされると警告される(同社ブログより引用) ブラックリストに載っている実行ファイルがダウンロードされると警告される(同社ブログより引用)

 そのほかにも、細かい機能の改善や修正、拡張機能APIの追加などが施されている。

 また、本バージョンでは20件の脆弱性も修正されており、同社基準で最高の深刻度となる“Critical”と判定された脆弱性も1件含まれている。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.0.963.46(12/02/08)

(柳 英俊)