NEWS(12/02/06 12:51)

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「Firefox 11」ベータ版が公開、“Firefox Sync”でアドオンの同期が可能に

JavaScriptエンジンのメモリ使用量も大幅に削減

「Firefox」v11.0b1 「Firefox」v11.0b1

 Mozillaは3日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョンとなる「Firefox 11」のベータ版を公開した。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在公式ダウンロードページ“次世代ブラウザ Firefox | プレビューリリース”からダウンロードできる。

 「Firefox 11」では、これまでのバージョンに引き続き、メモリ使用量の削減が進められている。とくに、本バージョンではJavaScriptエンジンでのメモリ使用量削減が著しく、Mozillaによると、スクリプトが多用されたWebページでは20%近くメモリの使用量が削減されているという。

 また、ユーザーデータの同期機能“Firefox Sync”が大幅に強化され、アドオンの同期に対応した。好みのアドオンを、Windowsやそれ以外のさまざまなプラットフォームで同期して利用できるようになる。

 ユーザーインターフェイス面では、“HTML5 Video”の再生コントロールにフルスクリーンボタンが追加されたほか、Webアプリケーションのキャッシュファイルを簡単に消去できるようになった。さらに、ほかのWebブラウザーからの移行を支援する施策の一環として、「Google Chrome」からブックマークや表示履歴などのデータをインポートする機能が追加された。なお、「Google Chrome」には、すでに「Firefox」からデータをインポートする機能が搭載されている。

“Firefox Sync”でアドオンの同期が可能に “Firefox Sync”でアドオンの同期が可能に

Webアプリケーションのキャッシュファイルを簡単に消去可能に Webアプリケーションのキャッシュファイルを簡単に消去可能に

「Google Chrome」からブックマークや表示履歴などのデータをインポートする機能が追加 「Google Chrome」からブックマークや表示履歴などのデータをインポートする機能が追加

 開発者向けの変更点としては、3D DOMビューアー“Tilt”とCSSの編集機能“スタイルエディタ”が統合されたことが挙げられる。「Firefox」単体でもWebページのDOM構造のの解析や、CSSの編集が効率的に行えようになった。そのほかにも、Webコンテンツの転送を高速化する“SPDY”プロトコルの実装、WebSocketプロトコルの更新、XMLHttpRequestの“HTML Parsing”への対応などが施されている。

3D DOMビューアー“Tilt” 3D DOMビューアー“Tilt”

CSSの編集機能“スタイルエディタ” CSSの編集機能“スタイルエディタ”

 なお、正式版「Firefox 11」の公開は、3月13日が予定されている。また、Android版「Firefox 11」は抜本的な設計の見直しが行われるため、特例としてベータ版でも大きな修正が加えられるとのこと。そのため、正式版のリリースもデスクトップ版より遅れる見込み。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
11.0b1(12/02/03)

(柳 英俊)