NEWS(12/01/19 15:18)

「Microsoft Outlook Social Connector」のFacebook向けプロバイダが無償公開

「Outlook」の連絡先情報から、その人の近況を手軽にチェックできる

「Microsoft Outlook Social Connector プロバイダ (Facebook 版)」v14.0「Microsoft Outlook Social Connector プロバイダ (Facebook 版)」v14.0

 米Microsoft Corporationは17日(現地時間)、Facebookと「Microsoft Outlook」(以下、「Outlook」)を連携可能にする「Microsoft Outlook Social Connector プロバイダ (Facebook 版)」を無償公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7上の「Outlook」に対応するフリーソフトで、現在同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。

 「Microsoft Outlook Social Connector」とは、各種SNSと「Outlook」を連携させるアドイン。「Outlook」で連絡先を表示すると、その人から受け取った電子メールや添付ファイル、一緒に出席した会議といった情報に加え、各種SNS内でのアクティビティを表示することが可能。その人の近況を手軽にチェックできるというわけだ。

 「Microsoft Outlook Social Connector」は、さまざまな“プロバイダ”を追加することで対応SNSを増やすことが可能。たとえば、今回紹介するFacebook版プロバイダをインストールすれば、Facebookのウォールの更新状況を「Outlook」の“人物情報ウィンドウ”へ統合することができる。

Facebookのウォールの更新状況を「Outlook」の“人物情報ウィンドウ”へ統合できるFacebookのウォールの更新状況を「Outlook」の“人物情報ウィンドウ”へ統合できるFacebookのウォールの更新状況を「Outlook」の“人物情報ウィンドウ”へ統合できる

 Facebook版プロバイダには2つのパッケージが用意されている。32bit版の「Outlook 2003」「Outlook 2007」「Outlook 2010」を利用している場合は“OSCFB-x86-ja-jp.exe”を、64bit版の「Outlook 2010」を利用している場合は“OSCFB-x86-ja-jp.exe”をダウンロード・インストールしよう。プロバイダの動作には「Microsoft Outlook Social Connector および関連する更新プログラム(KB983403)」が必要だが、未導入の場合はプロバイダのセットアップ時に自動でインストールされる。

 インストールが終わったら、Facebookの認証を行おう。「Outlook 2010」の場合は、リボンの[表示]タブにある[人物情報ウィンドウ]ボタンを押す。するとメニューが現れるので、[アカウントの設定]項目を選択しよう。あとはウィザードに従ってログインすればよい。

[人物情報ウィンドウ]ボタンからFacebookアカウントの認証を行う[人物情報ウィンドウ]ボタンからFacebookアカウントの認証を行う[人物情報ウィンドウ]ボタンからFacebookアカウントの認証を行う

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
14.0(12/01/17)

(柳 英俊)