NEWS(11/09/12 15:51)

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Microsoft、複数PCでマウス・キーボードをLAN共有する「Mouse Without Borders」

D&DでPCをまたいでファイルをコピーしたり、クリップボードを共有することも

「Mouse Without Borders」v2.1.0.8 「Mouse Without Borders」v2.1.0.8

 米Microsoft Corporationは9日(現地時間)、手元にあるPCのマウス・キーボードでネットワーク上の複数PCを操作可能にするソフト「Mouse Without Borders」を公開した。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、同社の次世代技術を紹介する公式ブログ“Next at Microsoft”からダウンロードできる。

 「Mouse Without Borders」は、ローカルネットワークを介して複数PCのマウスとキーボードを共有可能にするソフトで、同社のラボ“Office Labs”のQuinn Hawkins氏が主導する“The Garage”プロジェクトの成果物。

 “The Garage”は、独創的なアイデアを募り実現させようというマイクロソフトの全社的な取り組みで、事業計画の提出や幹部によるレビューなどを課さず、社員のちょっとした発明や改善を単体のプロジェクトへ育てることを目的としている。

 「Mouse Without Borders」と同種のソフトとしては「Synergy+」などが有名だが、本ソフトはそれらに比べて設定手順が簡略化されている上、ドラッグ&ドロップでPCをまたいでファイルをコピーしたり、クリップボードの内容を共有するといった機能も備えるのが特長。

 本ソフトはサーバー・クライアント型になっており、ネットワーク内で最初に「Mouse Without Borders」を起動したPCが、親PC(サーバー)となる仕組み。起動後最初に現れるダイアログで[No]ボタンを選択すると、親PCの名前と“Security Key”が表示されるので、それをメモしておこう。

起動後最初に現れるダイアログで[No]ボタンを選択すると、親PCの名前と“Security Key”が表示される 起動後最初に現れるダイアログで[No]ボタンを選択すると、親PCの名前と“Security Key”が表示される 起動後最初に現れるダイアログで[No]ボタンを選択すると、親PCの名前と“Security Key”が表示される

 次に、子PC(クライアント)を追加する。子PCでは、本ソフトの起動後最初に現れるダイアログで[Yes]ボタンを選択しよう。すると、親PCの名前と“Security Key”の入力を求められるので、先ほどメモした内容を入力する。あとは、同様の手順で子PCを追加していけばよい。

起動後最初に現れるダイアログで[Yes]ボタンを選択して、親PCの名前と“Security Key”を入力しよう 起動後最初に現れるダイアログで[Yes]ボタンを選択して、親PCの名前と“Security Key”を入力しよう 起動後最初に現れるダイアログで[Yes]ボタンを選択して、親PCの名前と“Security Key”を入力しよう

接続に成功すると、マウス・キーボードの共有のほか、ドラッグ&ドロップによるPC間でのファイル転送やクリップボードの共有も可能になる 接続に成功すると、マウス・キーボードの共有のほか、ドラッグ&ドロップによるPC間でのファイル転送やクリップボードの共有も可能になる 接続に成功すると、マウス・キーボードの共有のほか、ドラッグ&ドロップによるPC間でのファイル転送やクリップボードの共有も可能になる

 マウスやキーボードの操作などは親PC・子PC間で双方向的に行える。また、設定画面では機能のON/OFFや子PCの追加・切断、“Security Key”の変更、PCのショートカットキーのキーコンビネーションの変更などが可能。そのほか、操作中のマシンをロックしたり、ログイン画面をカスタマイズする機能を備える。

設定ダイアログ 設定ダイアログ

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.1.0.8(11/09/09)

(柳 英俊)