NEWS(11/09/08 11:25)

フェンリル、IE9環境で使用した際の安定性が向上した「Sleipnir」v2.9.8を公開

特定の構造をもったJavaScriptを実行すると動作が不安定になる不具合などを修正

「Sleipnir」v2.9.8「Sleipnir」v2.9.8

 フェンリル(株)は8日、定番のWebブラウザー「Sleipnir」の最新版となるv2.9.8を公開した。最新版の主な変更点は、IE9を利用している環境での安定性を向上したこと。

 具体的には、特定の構造をもったJavaScriptを実行すると動作が不安定になり、まれに強制終了する不具合が修正された。また、レンダリング時の挙動をIE9に近づけることで、Webページをより正しく表示できるようになっている。

 さらに、64bit環境で使用できるメモリを増加させて安定性を向上した。そのほか、文字数の多いブックマークレットを実行できない不具合なども修正されている。

 本ソフトは、Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
フェンリル(株)、柏木 泰幸 氏
【対応OS】
Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.9.8(11/09/08)

(長谷川 正太郎)