NEWS(11/08/19 14:27)

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Mozilla、「Firefox 7」のベータ版を公開

メモリ使用量を大幅に削減したほか、Direct2Dを利用した新しいAPI“Azure”を採用

「Firefox 7」ベータ版 「Firefox 7」ベータ版

 Mozillaは19日(日本時間)、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョンとなる「Firefox 7」のベータ版を公開した。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在日本語の公式ダウンロードページ“次世代ブラウザ Firefox - プレビューリリース”からダウンロードできる。

“about:memory”ページ “about:memory”ページ

 v7では、メモリ使用量が大幅に削減された。過去のバージョンと比較するとおおむね20%から30%、多いときは50%もの削減に成功しており、起動時間や操作に対する反応、ページ読み込み時間などさまざまな場面でパフォーマンスが改善された。さらに、JavaScriptのガベージコレクション機能が改良されており、利用していないメモリを逐次解放することで、多くのタブを開いている場合や長時間利用している場合のメモリ使用量も削減されている。“about:memory”ページを利用することで、ページごとのメモリ使用量を確認することも可能だ。

 加えて、HTML5の“canvas”要素のレンダリングを行うAPIとして、Direct2Dを利用した新しいAPI“Azure”が採用されたのも本バージョンの特長。“canvas”要素でのアニメーションの描画が大幅に高速化されている。また、“Firefox Sync”が改良され、ブックマークやパスワードを追加・変更した際にデータが瞬時に同期されるようになった。

 一方、ユーザーインターフェイスの改善は、アドレスバーのURL表示の変更にとどまる。v6ではドメイン部分を強調表示するように変更されたが、v7ではさらに“http://”が省略表記されるようになった。より長いURLをアドレスバーに収めることが可能になる上、“https://”などほかのプロトコルを利用している場合を意識しやすくする効果が期待できる。

アドレスバーのURL表示が変更。上がHTTP接続で、下がHTTPS接続 アドレスバーのURL表示が変更。上がHTTP接続で、下がHTTPS接続

 そのほかにも、Webページの読み込み時にどのタイミングで何が読み込まれたかを開発者が把握できる“Web Timing”、CSS3の“text-overflow: ellipsis”への対応などが盛り込まれている。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.0b1(11/08/19)

(柳 英俊)