NEWS(11/07/19 16:29)

パケット解析ソフト「Wireshark」に脆弱性、修正を施したv1.4.8/v1.6.1が公開

Lucent/Ascendファイルの処理に問題、リモートからDoS攻撃を受ける恐れ

 パケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新安定版v1.6.1が、18日に公開された。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 本バージョンの主な変更点は、Lucent/Ascendファイルの処理に問題があり、不正な形式のパケットを送信することでリモートからDoS攻撃が可能になる脆弱性が修正されたこと。

 なお、本脆弱性は旧安定版であるv1.4系統にも影響し、修正済みのv1.4.8が同日公開されている。また、v1.2.7までのv1.2系統も本脆弱性の影響を受けるが、最新版であるv1.2.8を利用している場合は問題ない。

【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.6.1(11/07/18)

(柳 英俊)