NEWS(11/06/15 17:18)

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Adobe、アプリケーション実行環境「Adobe AIR 2.7」を正式公開

「Adobe Flash Player 10.3」を統合、Media MeasurementやAEC技術を利用可能に

「Adobe AIR」v2.7.0.19480 「Adobe AIR」v2.7.0.19480

 米Adobe Systems Incorporatedは14日(現地時間)、Web技術をベースとしたアプリケーション実行向けランタイム「Adobe AIR」の最新版v2.7とそのソフトウェア開発キット(SDK)を正式公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 v2.7では、「Adobe Flash Player 10.3」の新機能が統合されており、Web解析ソリューション「Adobe SiteCatalyst」などと連携して動画の視聴解析が行える“Media Measurement”機能や、音声入力の利用時に発生する音響エコーを防止する“Acoustic Echo Cancellation(AEC)”技術が利用できるようになった。「Adobe Flash Player」v10.3.181.16以前のバージョンで発見された脆弱性の修正も含まれている。

 さらに、本バージョンではHTMLコンテンツを描画する“HTMLLoader”APIが強化されており、アプリケーション内でリンクによるページ遷移が可能になった。雑誌リーダーや電子書籍リーダーなどといったアプリケーションへの応用が期待されている。

 そのほか、モバイル版にも大きな機能強化が施されている。iOS版では、CPUによるレンダリング速度が従来の4倍にまで向上したほか、動作モードとして“interpreter mode(インタープリタモード)”が追加され、デバッグが容易になった。さらにAndroid版では、SDカードへランタイムをインストール可能になっている。現在、Adobe AIR 2.7アプリケーションの開発に対応する開発環境は存在しないが、同社によると今月末には「Adobe Flash Builder 4.5」のアップデートを公開し、「Adobe AIR 2.7」へ対応させるとのこと。

【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.7.0.19480(11/06/14)

(柳 英俊)