NEWS(11/06/08 17:14)

全17件の脆弱性を修正したランタイム「Java Runtime Environment」v6 Update 26

“CVSS”による深刻度が最高の“10.0”と評価された脆弱性9件を含む

 米Oracle Corporationは7日(現地時間)、Java言語で開発されたソフトを実行するために必要なランタイム「Java Runtime Environment (JRE)」の最新版v6 Update 26を公開した。最新版の主な変更点は、全17件の脆弱性を修正したこと。

 いずれの脆弱性も、リモートから認証を回避して悪用することが可能で、脆弱性の評価システム“CVSS”による10点満点の深刻度が最高の“10.0”と評価された脆弱性9件を含んでいる。早急にアップデートを行うことをお勧めする。

 「Java Runtime Environment (JRE)」は、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。また、オートアップデート機能を使ってアップデートすることも可能。

【著作権者】
Oracle Corporation
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6 Update 26(11/06/07)

(長谷川 正太郎)