NEWS(11/04/22 14:09)

サイバーリンク、スマートフォン連携機能を搭載した「PowerDVD 11」の体験版

iPhoneやAndroidをリモコンにしたり、端末内の動画をPCでストリーム再生できる

「PowerDVD 11」v11.0.1620.51「PowerDVD 11」v11.0.1620.51

 サイバーリンク(株)は21日、定番Blu-ray Disc/DVD再生ソフトの最新版「PowerDVD 11」の体験版を公開した。本バージョンの主な変更点は、スマートフォン・タブレットとの連携機能を追加したこと。

 “iPhone”“iPad”“iPod Touch”および“Android”向けに別途公開されたアプリ「PowerDVD Remote」をインストールすることで、各種端末から無線LAN経由でパソコン上の「PowerDVD 11」を遠隔操作することが可能。

 スマートフォン・タブレット上の「PowerDVD Remote」では、リモコン風の画面でBlu-rayやDVDの再生や一時停止、音量調節などの操作を行えるほか、各種端末をタッチパッド代わりにして、パソコン全般の操作を行うことも可能。さらに、スマートフォンなどに保存されている動画や写真を「PowerDVD 11」上でストリーム再生することもできる。大きなモニターで動画などを再生できるのはもちろん、「PowerDVD 11」の“TrueTheater”を利用して動画の画質を補正して再生できるのがうれしい。

 「PowerDVD Remote」は、“App Store”や“Androidマーケット”からダウンロード可能。「PowerDVD 11」の“Standard”版向けは有料だが、“Ultra”および“Deluxe”版向けは無料となっている。「PowerDVD 11」の体験版では、無料版の「PowerDVD Remote」で各種端末との連携機能を試用できる。

「PowerDVD Remote」(Android版)「PowerDVD Remote」(Android版)「PowerDVD Remote」(Android版)

 また、JPEG/BMP/PNG/MPO/JPS形式の2Dおよび3D画像のスライドショー再生機能が新たに追加された。“TrueTheater 3D”を利用して2Dの写真を3D化し、立体視することも可能。そのほか、“YouTube”“Facebook”“Flickr”といったWebサービスとの連携機能も追加されており、たとえば“YouTube”にアップロードされている動画を“TrueTheater”による画質の補正をかけて本ソフト上で視聴することが可能だ。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応し、現在同社のWebサイトから名前やメールアドレスなどを入力してダウンロードできるほか、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。体験版は30日間試用でき、CPRMディスクの再生およびDTCP-IPを利用した録画番組のストリーム再生機能が制限されている。なお、体験版を利用するには、無料のユーザー登録が必要。

 製品版は同社サイトからダウンロード購入可能で、価格は基本的な機能を備える最下位版の“Standard”版が4,900円(税込み)のほか、“Deluxe”版が9,800円(税込み)、“Ultra”版が11,800円(税込み)など。

【著作権者】
サイバーリンク(株)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
体験版(製品版はダウンロード販売 4,900円(税込み)など)
【バージョン】
11.0.1620.51(11/04/21)

(加藤 達也)