NEWS(11/03/25 14:39)

深刻度“High”の脆弱性を6件修正した「Google Chrome」v10.0.648.204が公開

解放したポインタを使用し続けることで発生する脆弱性などを修正

 米Google Inc.は24日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新版v10.0.648.204を公開した。最新版の主な変更点は、同社の基準で4段階中2番目に高い深刻度の“High”と評価された脆弱性6件を修正したこと。

 6件の脆弱性には、解放したポインタを使用し続けることで発生する脆弱性や、壊れたDOMノードに起因してDOMツリーが汚染される脆弱性などが含まれる。また、パフォーマンスと安定性も向上しているという。

 「Google Chrome」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から手動アップデートすることも可能。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.0.648.204(11/03/24)

(長谷川 正太郎)