NEWS(11/03/03 18:03)

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オレガ、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT Basic」を無償公開

複数ストレージを異種混合で単一仮想ドライブへ統合、階層化処理にも対応

「VVAULT Basic」v1.0 「VVAULT Basic」v1.0

 (株)オレガは3日、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT Basic」を無償公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、動作にはIE7以降および.NET Framework 3.5 SP1が必要。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「VVAULT(ブイボルト)」は、複数のさまざまなストレージを単一の仮想ドライブへ統合できるソフト。内蔵・外付けHDDやNAS、USBメモリなど、Windowsから認識可能なほとんどのストレージに対応しており、追加や削除も簡単に行える。ユーザーからは仮想ドライブの容量が増減しているだけに見え、ファイルを保存する際もどのストレージに保存しているのかを意識する必要がない。

 さらに、統合されたストレージに格納されたデータは、自動で階層化処理(ティアリング)され、利用頻度に応じた最適なストレージに再配置される。たとえば、頻繁に利用するファイルは高速な内蔵SSDへ、あまり利用しないファイルは低速だが容量の大きいNASへといった具合に配置されるので、ストレージコストの削減と応答速度の維持という相反する2つの課題を解決できるのもポイント。

 さらに統合されたストレージの稼働状況を監視する“ヘルスチェック”の機能も充実しており、管理画面で仮想ドライブの使用量を表示したり、障害が発生した場合はそれをメールで通知することなどが可能だ。

 なお、「VVAULT Basic」では統合できるストレージの数が2つに制限されているので注意。統合できるストレージ数を無制限にしたい場合は、有償の上位版ライセンスを購入する必要がある。ライセンスは、PC上で動作する個人ユーザー向けの“Personal”版で月額525円(税込み)、サーバー上で動作する法人ユーザー向けの“Professional”で月額10,500円(税込み)となっている。

 「VVAULT」の管理は、Webブラウザー経由で行う仕組み。利用時にはログインする必要があるが、Windowsのアカウント名とパスワードでログインできる。

 ストレージを追加するには、[メニュー]−[ストレージ追加]メニューを選択しよう。するとダイアログが現れるので、そこへ“種類”“ストレージ名”“管理対象パス”などの必要項目を入力していこう。なお“種類”には、内蔵SSDの場合は“最速ストレージ”、内蔵HDDの場合は“高速ストレージ”、外付けHDDなどの場合は“中速ストレージ”、NASなどの場合は“低速ストレージ”を選択すればよい。なお、管理対象パスにはPCに接続されたストレージのドライブレターだけでなく、ネットワークパスを指定することも可能。

[メニュー]−[ストレージ追加]メニューを選択してストレージを追加 [メニュー]−[ストレージ追加]メニューを選択してストレージを追加

障害が発生した場合はそれをメールで通知することも可能 障害が発生した場合はそれをメールで通知することも可能

 ストレージを追加すると、階層化処理が開始される。あとは、[メニュー]−[仮想ドライブをマウント]メニューを選択すれば、ストレージを統合した仮想ドライブがWindowsへマウントされる仕組み。追加したストレージへすでにファイルが含まれている場合は、仮想ドライブのルートにストレージ名でフォルダが作成され、そこへファイルがコピーされるので、ファイルが消失してしまう心配はない。

【著作権者】
(株)オレガ
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(11/03/03)

(柳 英俊)