NEWS(11/01/28 15:04)

PortableApps.com、USBメモリで持ち運べる「LibreOffice」のポータブル版を公開

既存環境に影響を与えず試してみたい場合にも便利

「LibreOffice Portable」v3.3.0「LibreOffice Portable」v3.3.0

 さまざまなソフトをUSBメモリで持ち運べるように改良し、“ポータブル版”として提供している米PortableApps.comは27日(現地時間)、「LibreOffice」v3.3のポータブル版「LibreOffice Portable」v3.3.0を公開した。

 「LibreOffice」は「OpenOffice.org」から派生したオープンソースの無償オフィス統合環境で、26日に初の安定版が公開された。「OpenOffice.org」と同様、ワープロや表計算など6つのオフィスソフトから構成されており、独自の機能や改善も追加されている。

 本ソフトはそのポータブル版となり、インストーラーを利用してUSBメモリなどへ「LibreOffice」をインストール可能。また、インストールフォルダ以外の領域やレジストリを極力使用しない作りになっているので、利用するPCへ影響を与えたくない場合に利用してもよいだろう。

 なお、本ソフトはインストール直後、メニューの表記などが英語になっているが、[Tools]-[Options]メニューから言語設定を“Japanese”へ変更して再起動すれば、日本語UIで利用可能だ。

インストール直後はUIが英語表記になっているが、設定から日本語へ変更すれば日本語表記になるインストール直後はUIが英語表記になっているが、設定から日本語へ変更すれば日本語表記になるインストール直後はUIが英語表記になっているが、設定から日本語へ変更すれば日本語表記になる

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在PortableApps.comのWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
LibreOffice Team & PortableApps.com (John T. Haller & Marko Moeller)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
3.3.0(11/01/27)

(柳 英俊)