NEWS(10/12/21 14:31)

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PCの脆弱性を調査する無償ツール「Secunia PSI」がメジャーバージョンアップ

PCへインストール済みの最新版でないソフトを自動でアップデート可能に

「Secunia Personal Software Inspector」v2.0 「Secunia Personal Software Inspector」v2.0

 デンマークのセキュリティベンダーSecuniaは20日(現地時間)、PCにインストールされたアプリケーションの脆弱性を一括調査できるセキュリティツール「Secunia Personal Software Inspector」(以下、「Secunia PSI」)の最新版v2.0を公開した。

 「Secunia PSI」は、PCへインストール済みのアプリケーションのバージョン情報と、同社が管理するソフトの脆弱性情報に関するデータベースとを照合し、脆弱性があるソフトや最新ではないソフトが存在するかどうかを一括調査できるソフト。メジャーバージョンアップとなるv2.0では、PCへインストール済みのアプリケーションやプラグインが最新版ではない場合、バックグラウンドで自動アップデート可能になった。

 本機能はすべてのソフトに対応しているわけではないが、編集部にて試用したところ、IE用のActiveX版「Adobe Flash Player」プラグインやJavaランタイム(JRE)、メールソフト「Thunderbird」といった有名ソフトを自動アップデートできることを確認した。

 また、非対応ソフトであってもインストーラーを直接ダウンロードできるリンクや、ソフトの公開ページへのリンクが用意されるので、アップデートにかかる作業を大幅に短縮することが可能だ。

[Start Scan]ボタンを押すと、PCへインストール済みのソフトのバージョンを一括でチェックできる [Start Scan]ボタンを押すと、PCへインストール済みのソフトのバージョンを一括でチェックできる

バージョンチェックの結果。7つのソフトが最新版でないことが検出され、PCの安全性を表すスコアは91%と判定された バージョンチェックの結果。7つのソフトが最新版でないことが検出され、PCの安全性を表すスコアは91%と判定された

サイドバーにある“Scan Results”画面で最新版ではないソフトの確認。「Adobe Flash Player」プラグインやJavaランタイム(JRE)などは自動でアップデートされている サイドバーにある“Scan Results”画面で最新版ではないソフトの確認。「Adobe Flash Player」プラグインやJavaランタイム(JRE)などは自動でアップデートされている

自動アップデートに対応していないソフトでも、“Install Solution”リンクをクリックすれば、最新版のインストーラーをダウンロードしたり、最新版の公開ページをWebブラウザーで開くことが可能。すべてを最新版にすると、スコアは100%になった 自動アップデートに対応していないソフトでも、“Install Solution”リンクをクリックすれば、最新版のインストーラーをダウンロードしたり、最新版の公開ページをWebブラウザーで開くことが可能。すべてを最新版にすると、スコアは100%になった

 そのほか、ユーザーインターフェイスが一新されて使いやすくなった。ただし、v1.5でサポートされた多言語対応は削除され、メニューなどの表記は英語のみとなっている。また、企業向けに提供されている「Secunia CSI」との連携機能が追加された。

 「Secunia PSI」は、Windowsに対応するフリーソフトで、個人用途に限り無償で利用可能。編集部にてWindows XP/7で動作を確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Secunia
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows XP/7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(個人用途のみ)
【バージョン】
2.0(10/12/20)

(柳 英俊)