NEWS(10/12/06 15:38)

Google、「Google 日本語入力」に計算機能を搭載したことを公表

最新ベータ版では顔文字の変換候補へ表示される顔文字の並び順を改善

「Google 日本語入力」で計算式を変換「Google 日本語入力」で計算式を変換

 Google Inc.は3日、Web上のデータをもとに変換辞書を自動生成する日本語入力システム「Google 日本語入力」の最新ベータ版v0.14.541.0を公開するとともに、前バージョンから計算機能が搭載されていることを公表した。

 計算機能は、日本語入力をONにして計算式を入力すると変換候補に計算結果が表示される仕組み。たとえば、“4+32*8=”と入力して変換すると、変換候補に“260”が表示される。また、“(4+32)*8=”といった括弧を使った式にも対応している。ちょっとした加減乗除の計算なら「電卓」などを起動しないでも計算できるのがうれしい。

「Google 日本語入力」v0.14.541.0「Google 日本語入力」v0.14.541.0

 また、最新ベータ版のv0.14.541.0では“かお”“かおもじ”と入力した際に変換候補へ表示される顔文字の並び順が改善され、関連する顔文字が近くに配置されるようになった。さらに、顔文字の右側へその顔文字の代表的な呼び方が表示されるようになっている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7およびVista/7の64bit版などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、自動でアップデートされる仕組み。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.14.541.0(10/12/03)

(長谷川 正太郎)